一日一案 発想練習 5月3日
2005年 05月 03日
これを見た東芝の篠原係長一行は考えた。
「うちは電気屋だから、豆炭のかわりにニクロム線をつけたらどうか?」
それが東芝を救った電気コタツの発明である。
ところが、それからヒントを得て、寿電気の社長は、「ニクロム線のかわりに、赤外線電球を使ったらどうか?」と考えた。これが松下の赤外線コタツである。これは、7秒に1台ずつつくるというほど売れたという。
「あれとこれを取りかえたらどうか」これは発明の定石のひとつである。これを取りかえ法という。あなたも、ひとつ。取りかえ法をつかって、迷案でもよい、一つは考えてみよう。by豊沢豊雄。
☆「真似した電器」と陰口を叩かれていますが、面目躍如という所でしょうかねぇ。
2番手商法、販売上手。初手が売れそうに見えたら、省ける所を徹底して省き、安い値段で、強力な販売網に乗っけて、瞬く間に、先陣を追い越す。