一日一案 発想練習 6月27日
2005年 06月 27日
よく聞かれる質問である。それに対して、俗説的にいえば、次のように答えられる。
「特許は、新しさの程度が高い大発明のことで、実用新案は、その程度が低い小発明のことだ」
たとえば、AとBを合わす方法として、ボタンかファスナーしかなかったときに、一方をカギにし一方を輪(パイル織り)にしてひっかける、というマジックテープを考えれば、これはもう特許である。
★大発明にも欠点はある
ところがそれができたあとで、カギとカギをひっかけるテープを考えた人があったとする、これは実用新案である。
そのちがいがわからなければ、まず、出願料の安い実用新案で出しておいて、他日特許に変更すればよい。
特許を一つあげてみよう。by豊沢豊雄。
珍発明を見直そう