一日一案 発想練習 12月24日
2005年 12月 24日
なにごとでも、一つのことを、くり返しくり返し心の中で練って考えないと、ハッとするような名案は生まれない。
古賀政男がまだ下積み時代、自分の心のうちの、やるせなさ、わびしさなどを表現する曲をつくろうと苦しみもがいていた。
しかし、できない。ギターでつまびいてもぴったりこない。
それが二年も続いた。
ある日、食あたりして、腹をあたため汗をかいて横たわっていた。なかば恍惚としていたとき、どこからともなく聞こえてきた風の音、それが彼の頭の中で楽音に変わっていた。
それが有名な「影を慕いて」の名曲である。
このように、創造的作品は、発明でも芸術でも、過程は同じ。くり返し苦慮することである。by豊沢豊雄。
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