12月24日 クリスマス
2005年 12月 24日
(くりすます 「きみとけっこんしていたら」 )
堀井春一郎。
彼女と結婚していたらどんな家庭を築いていたろうか。結婚しないで別の人生を歩むことになったが、時間はただ通り過ぎていったのではない。それとは逆に、現在から過去へと積み重なっていくものが時間だという考えもある。たとえば目の前に飾られたクリスマスツリーを見ながら、濃密な昔の恋人との時間がよみがえったのだろう。思い出は美しく、焼け棒杭に火がつきそうな危険を秘めた一句である。
1927~1976 東京生まれ。俳句総合誌「季刊俳句」創刊。by村上護。
(いぶとかや こよいいかいかがに にほんじん)
尽生。
メリーメリークリスマスなら、いかな理由あろうとも 、
戦火は即座に消そう、なっブッシュ!!!
明日12月25日の一句
「世に住まば聞けと師走の碪かな」
井原西鶴。