3月19日 春のよろこび
2006年 03月 19日
(はるのよの われをよろこび あるきけり )
日野草城。
(前略)
作者の息遣いが聞こえてきそうな若々しい一句である。冬の夜は寒くて屋内にとじこももることもおおいが、春の夜気は、外に出ても空気がやわらかい感じがする。少し昔「歩く」というと自然なことだった。
「われをよろこぶ」という語はいかにも楽し気で、はずむ気持ちが歩く早さでつのってくる。 (後略)by癒しの一句。
(みおくりや しせんのさきの たぐぼうと)
山根尽生。
明日3月20日の一句
「三月の甘納豆のうふふふふ」
坪内稔典。
遠隔治療のお薦め