11月15日 お念仏とお題目
2006年 11月 15日
二人の男が、死に掛けている友達の病気お見舞いにやって来ました。
一方の男が、
「見た所では、どうやらお前さんも、助かる見込みはなさそうだな。死んでから極楽に行けように、心を込めて、『南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏』と、お念仏を唱えて置くが良い」
と、奨めました。
すると、もう一人の男が、
「いやいや、死んで極楽に行きたければ、『南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経』と、お題目を唱えなされ」
と、言い出しました。
「いや、『南無阿弥陀仏』と、お念仏を唱えるが良いぞ」
「いやいや、『南無妙法蓮華経』と、お題目を唱えなされ」
二人の男は、お互いに、自分の信心する仏さまのご利益を言い張って、一歩も譲ろうとは致しません。
さっきから、二人の言い争うのを、じっと見ていた死にかけている病人は、とうとう怒って起き上がると、
「俺が、こうして今にも死のうとしているのに、もういい加減で言い争うのは止めてくれ。
気になって、死ぬに死ねないではないか!」
おしまい
ハイッ、お次ぎがヨロシイようで------。
明日11月16日の予告
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