11月21日 お亀の嫁入り
2006年 11月 21日
「鶴は千年、亀は万年」
と、いう言葉がありますが、(※実際は日本に生息する鶴の寿命は20~30年、亀の寿命は30~50年ほどです。)昔から、鶴も亀も大変長生きをする、おめでたい生き物だと考えられて来ました。
その金の娘のお亀が、鶴の息子の鶴吉と結婚する事になりました。
お亀の母親は、大喜びをしています。
ところが、どうした訳か、娘のお亀は、部屋の片隅で、めそめそ泣いておりました。
母親が、驚いてて、
「近所の人達も、『お亀ちゃんには、似合いのお婿さんだ。』と言われて呉れているのに、何がそんなに悲しいのかい?」
と、聞きますと、
「鶴ちゃんのお嫁さんになるのは嬉しゅうございますが、鶴ちゃんの死んだ後、
九千年も一人で暮らすのかと思うと、
それが辛くて、つい悲しくなるのです」
おしまい
ハイッ、お次ぎがヨロシイようで------。
明日11月22日の予告
貧乏神の好物
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