2007年 03月 04日
3月4日 流鶯
(りゅうおうや ゆめのとびらは はんびらき)
河原枇杷男。

木から木へと飛び移り、さえずる鶯の鳴き声を夢うつつで聞いているのだろう。思い出すのは孟浩然の唐詩の一節「春眠暁を覚えず、処々に啼鳥を聞く」である。夢は人間の心の隠れた側面を表しているものだ。知らなかった私を開示してくれると期待して、夢に関心を寄せる人は多い。作者もその一人だろう。鶯の鳴き声は現実だが、他方で<夢の扉>を半開きにしているというのがおもしろい。byけさの一句抄

(さとうには のどからてなる るおうにて)
山根尽生。
明日3月5日の一句
「遅々として老後の計や地虫出づ」
馬場移公子。
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by jinsei1 | 2007-03-04 10:39 | けさの一句



















