日日光進・更新・交信。アナタへの健康波動---。


by jinsei1

5月3日 橋の真中


「行く春の橋の真中で引き返す」
(ゆくはるの はしのまなかで ひきかえす)
和田耕三郎。
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 橋はこちらとあちら、二地点をつなぐものである。間には水流とか渓流の障害物があって、その上を乗り越え渡ってゆく。<橋の真中>は境界であり、そのまま行けば別世界だ。季節を旅人のごとく見立てるのは詩歌においてめずらしくない。人を見送るのに名残を惜しめば、ぎりぎりの境まで行くことになろう。「春惜しむ」「惜春」などの季語もあり、去りゆく春はいかにも別れがたいものである。byけさの一句抄

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オルゴールバージョンのとても綺麗な音色で、
チェコの代表的作曲家スメタナの「モルダウ・我が祖国」のBGMが鳴ります。。。
5月3日 橋の真中_a0009666_1054933.jpg
「何処にも触って頼む神ありて」
(いずこにも さわってたのむ かみありて)
山根尽生。






明日5月4日の一句
「甲斐なれや頭のみの富士へ武者幟」 
奈良文夫。


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by jinsei1 | 2007-05-03 10:10 | けさの一句