日日光進・更新・交信。アナタへの健康波動---。


by jinsei1

6月13日 香水


「あねいもと性異なれば香水も」
(あねいもと しょうことなれば こうすいも)
吉屋信子。
6月13日 香水_a0009666_65416.jpg
 俳句の読みで困惑することがある。<性>をどう読むか。異性の性は男女の区別を言うことが多い。「さが」とも読めるが、性分・気性・根性の読みに習って呉音の「しょう」としておきたい。姉妹であっても持って生まれた性質、性情は自ずと異なっている。趣味も違えば使う香水も別々だという。香水は四季を問わず、たしなみ、おしゃれ、楽しみとして用いるが、夏季に使うことが多いから夏の季語。byけさの一句抄


6月13日 香水_a0009666_6573722.jpg
「雨期来るシャネルでシュッと鬱祓い」
(うききたる しゃねるでしゅっと うつはらい)
山根尽生。






明日6月14日の一句
「風の百合雌蕊受粉のよろこび」 
西島麦南。


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by jinsei1 | 2007-06-13 06:58 | けさの一句