10月13日 風音
2007年 10月 13日
(みずすめり かぜおとすめり りょうかんぞう)
鍵和田秞子(ゆうこ)
良寛は江戸後期の禅僧で書や歌をよくした。越後の人で諸国を行脚の後、帰郷して草庵に住む。脱俗の生活を送り、正直で無邪気な人だったという。そんな純真さが慕われて信奉者は多い。後世には良寛像も作られて、今日なお親しまれている。これとの取り合わせで自然の水や風が<澄めり>というのは的確な表現だと思う。良寛は大愚と号し、その生き方はこれも<澄めり>というのが適切である。byけさの一句抄。
(いなだにに たぬきがいてさ こまがねさ)
山根尽生。
明日10月14日の一句
「蓮の実大音声に晴れわたり」
原裕。
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