日日光進・更新・交信。アナタへの健康波動---。


by jinsei1

10月27日 木曽


「吹く風も澄む水音も木曽に入る」
(ふくかぜも すむみずおとも きそにいる)
高橋悦男。
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 長野県の南西部、木曽川上流の渓谷一帯を総称して木曽谷とよぶ。耕地は全面積の二パーセントにすぎないから、すべて山地であるといってよもよかろう。日本最大の檜林が広がり、風が樹木の香気を快く伝えてくれる。また寝覚ノ床に代表されるような清流が美しい。木曽に踏み入ったとき気分も引きしまるものがあったのだろう。「水澄む」は秋の季語だが、視覚だけでなく全身で木曽の秋を感じての作。byけさの一句抄。

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「伊那谷や鉢の子いなござざ虫と」
(いなだにや はちのこいなご ざざむしと)
山根尽生。






明日10月28日の一句
「外国の船が港へ秋の薔薇」 
谷口摩耶。



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by jinsei1 | 2007-10-27 06:57 | けさの一句