10月11日 岬
2007年 11月 11日
(ちのはては うみのはじまり かもめこよ)
遠山陽子。
陸と海をもっとも際立たせるのは岬だろう。海に突き出ているので海食を受けやすく、海食崖となっている所が多い。岬は風光明媚で、人の心をひく。江戸中期の加藤暁台は秋の終わる日を、「九月尽遥かに能登の岬かな」と詠んだ。三好達治は「春の岬たびのをはりの鷗どり/浮きつつ遠くなりにけるかも」と詩に作っている。鷗は冬に渡来するが、待ちこがれての作か。byけさの一句抄。
(ちのはての えりもみさきの そのさきの)
山根尽生。
明日11月12日の一句
「山都とはよき名の駅や冬紅葉」
板津堯。
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