11月13日 神無月
2007年 11月 13日
(みやこでて かみもたびねの ひかずかな)
松尾芭蕉。
陰暦十月の異称は神無月。神々は出雲大社への旅に出かけて留守である。その間、芭蕉も旅にあっての感懐の一句だ。前書には、「長月の末都を立ちて、初冬のみそか近き程沼津に至る。旅館のあるじ所望によりて、風流捨てがたく筆を走らす」と記す。このときの芭蕉の旅は陰暦九月末日、近江の粟津を発し、十月末に江戸に到着。自分も神の旅とほとんど同じ日数の旅をした、と詠む。byけさの一句抄
(かみがみの かいぎいずもへ かんなづき)
山根尽生。
明日11月14日の一句
「陶器の天使が売れた 木枯骨董店」
伊丹公子。
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