11月16日 しらかんば
2007年 11月 16日
(やがてゆき くるせいたかの しらかんば)
福谷俊子。
白樺の別称が<しらかんば>。高さ三十メートルほどにも達するから背高の木だ。成木になれば樹肌が真っ白となり特徴的だ。中部地方以北の高原、北海道では低山や原野に生え、明るいとこに純林をつくる陽樹である。「白樺」といえすば行き詰まった明治文壇の天窓をさわやかに開け放った文学者たちも思い浮かぶ。白樺林に雪の来るのは早く、白い雪を象徴的に考えれば文学的香気がただよう。byけさの一句抄
(しらかばで まずはむしゃさん うかびけり)
山根尽生。
明日11月17日の一句
「帰り花鶴折るうちに折り殺す」
赤尾兜子。
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