一日一案発想練習1月31日
2005年 01月 31日
「いままで玩具界でヒットしたものの大部分は、自宅に工作室をもった素人発明家によって生み出された」
と、『リーダース・ダイジェスト』はかいていた。まさにそのとおりである。
玩具にハズミ車をつけて地面を押すと、このハズミ車が、ウーンウーンと音を出して走る自動車は、上平井町の川崎安宏さんの発明である。
この実用新案を使った自動車は、年に44億円も輸出された。川崎さんの権利料は4000万円だったという。
ゼンマイ、小型モーター、ハズミ車、エンジン、電池、空気、ライターの熱、太陽電池、風力、重力・・・・・。
まだ、まだ、ありそうである。どれかひとつ実験してみよう。
☆「茶運び人形」ですが、上に列記されている動力源の無い、江戸時代に、大名や、豪商の贅沢な遊び道具の一つであった、茶運人形(ちゃくみ人形)は、来客をお茶でもてなす時に使用されるもので、狙いは、あくまでも、お客を驚かさせて、話の花を咲かせる点にあった。
人形の手にしている茶卓に、茶碗を乗せると自動的に発進し、客が目の前に来た人形の茶碗を取ると、その場で停止し、茶碗を戻すと、クルリと向きを変えて、元の所へ戻って行く様に、からくってあるものですが、江戸時代すでに、世界に先駆けてロボットがあったということで、「アイボ」に始まった、花盛りのロボット世界一の日本を、予告していた様に思得る訳ですが---、
余談はさておき、ではこのからくり人形の動力源は、さて何だとお思いでしょうか?