ビニールのチュウインガム わたしの友人の山本佐与治さんが、まだ小さな菓子屋さんだったころ、アメリカのチューインガムをつくりたくてしかたがなかった。
ガムは、チクルというゴムに砂糖やハッカを入れたものである。ところが、当時は統制時代で、そのゴムが手に入らない。
そこで、山本さんは、ゴムのかわりに、なにか? と頭をしぼった。松ヤニを使ったら? トリモチを使ったら? かたくならないモチはないか? アメを使ったら? しかし、いずれもうまくいかない。
ところが、たまたまカネボウでビニールをつくっているのを見た山本さんは、「ゴムのかわりに、このビニールの原液をつかったら?」と思いついた。
こうして生まれたのが、ハリスチューインガムである。by豊沢豊雄。
☆ハリスチューインガムあれこ1.戦後、まず1947年(昭和22年)森又商会(後のハリス)が「ハリスチューインガム」を発売、追って1948年(昭和23年)ロッテが誕生しチューインガムの製造販売を開始し ...
MINT SPECIAL-薄荷な百科展- 2.店の中の「アイスボックス」やちょっと見づらいけど入口につり下げられている「ハリスチューインガム」の広告が時代を感じさせます。
ぐるっと木戸・木戸北山3.22年 森又商会(後のハリス) チューインガム発売 進駐軍放出食料の影響でガムが流行 ...
チューインガム年表