日日光進・更新・交信。アナタへの健康波動---。


by jinsei1

8月1日

「わが朱夏の詩は水のごと光るべし」
(わがしゅかの しはみずのごと ひかるべし)
酒井弘司(ひろし)。
 中国古来の五行思想では、赤を夏に配するところから<朱夏>は夏の異称。平成6年8月に俳誌「朱夏」を創刊したときの作。<わが朱なつの詩>には燃えるような熱い詩魂をこめたかったのだろう。
 ところで五行とは古代中国でいう万物組成の五つの元素、天地の間に循環流行して停息しない木・火・土・金・水の元気をいう。そのうちでも水の元気に言寄せて、わが詩が水のように光を放つのを願ったものだ。いずれにしろ句作へのみなぎる意欲を示す一句である。
1938~ 長野県生まれ。「朱夏」創刊主宰。by村上護。

★朱夏克服!
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朱夏燦々
暑い夏を元気に過ごすため、試行を重ねて作り上げました。酸・苦・塩・甘・辛の五味が一皿ごとに味わえ、緑黄野菜の彩りが食欲を刺激する菜譜です。by大観苑

「雲切れてじりじり日差し朱夏の朝」
(くもきれて じりじりひざし しゅかのあさ)
山根尽生。

★人生の四季 青春・朱夏・白秋・玄冬
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朱夏を過ぎて白秋へ

明日8月2日の一句
「安来節安来の田水沸ける」 大橋敦子。

by jinsei1 | 2005-08-01 06:44 | きょうの一句