日日光進・更新・交信。アナタへの健康波動---。


by jinsei1

8月2日 田水沸く

「安来節安来の田水沸けるころ」
(やすぎぶし やすぎのたみず わけるころ)
大橋敦子。
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8月のたんぼ 中編:実り
8月のたんぽ 前編:死闘 
8月のたんぼ 後編:収穫
 島根県安来は天文年間以来、出雲産の砂鉄を積み出す港として栄えたところ。踊りの「泥鰌すくいは」は元来、「土壌すくい」で、砂鉄精選の作業場で働く男達の所作を模して生まれたものともいう。
 現在は安来平野が広がり県下有数の穀倉地帯である田んぼといえば安来節が思いだされるが、稲は生長の盛りを迎えた時期だ。冬は陰湿な曇天が多いが、真夏は違う。炎天の直射日光を受け、田の水は湯のように沸く。稲の発育に何より大切で、農家の人は田水が沸くと「今年も豊作だ」と喜ぶ。そんな弾みも伝わってくる。
1924~ 福井県生まれ。「雨月」主宰。by村上護。 
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byどじょうすくい

「お天道八十八苦田水沸く 」
(おてんとう はちじゅうはっく たみずわく)
山根尽生。

明日8月3日の一句 
「南国に死して御恩のみなみかぜ」 摂津幸彦。

by jinsei1 | 2005-08-02 08:37 | きょうの一句