8月30日
2005年 08月 30日
(あとはかぜ まかせよいねの はなざかり)
青柳志解樹(しげき)。
古来、台風襲来の時期で稲の開花期と重なるから心配が絶えないのだ。けれどどうにもならないのが天災地変で、諦めるより仕方がない。こうした災害に繰り返し見舞われることによって日本人の気質も形成されていったが、その特色のひとつが<風まかせ>という気分かもしれない。
1929~ 長野県生まれ。「山暦」創刊主宰。by村上護。
(こめのじの ずしりおもみの こがねなみ)
山根尽生。
★八十八回とも言われる手間隙一年の農作業の流れ
「八月の終るゆふぞら橡にあり」 藤田あけ烏(がらす)。