日日光進・更新・交信。アナタへの健康波動---。


by jinsei1

9月1日 風の盆

「筒井筒ともに十八風の盆」
(つついずつ ともにじゅうはち かぜのぼん)
鈴木貞雄。
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★動きはゆっくりですがぜひともご覧あれ!byおわら幻想体験
 風の盆は二百十日の九月一日から三日間、富山県八尾町で行われる風の神を鎮め豊年を祈る祭りだ。その始めは元禄十五年に町立てに関する文書が当町に戻ったことを祝い三日間の無礼講が許され、酒宴を催し町じゅうが鳴り物に合わせて歌や踊りで大騒ぎした。のち陰暦七月の盆の行事となってゆく。年々盛り上がり全国的に有名となった。町じゅうの男女が越中オワラ節を三味線や胡弓、太鼓の伴奏でうたい夜を徹しておどる。
 上五の<筒井筒>は幼なじみの意。『伊勢物語』に詠まれた「筒井筒井筒にかけしまろがたけ過ぎにけらしな妹見ざるまに」の恋歌を下敷きにした語だ。ともに十八歳となり、祭りを切っ掛けに恋の炎が燃えあがったか。胡弓の調べと哀調のある歌を街のそこかしこで聞くうちに、いつしか恋心はつのってゆく。
1942~ 東京生まれ。「若葉」主宰。by村上護。

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「たましいの調べ哀しも風の盆」
(たましいの しらべかなしも かぜのぼん)
山根尽生。
★なかにしれい作詩・作曲「風の盆」

明日9月1日の一句
「敵といふものは今は無し秋の月」 高浜虚子。

by jinsei1 | 2005-09-01 07:24 | きょうの一句