2月23日 影
2006年 02月 23日
(かげがあり なまえがありてあたたかし)
山西雅子
作者山西雅子は昭和三五年(1960)大阪生れ。岡井省二門の若い俳人として知られるが、この句の収載されている句集『夏越(なごし)』とは別に一歌集一詩集がある。
同句集より言葉平明な佳句を。「すずしさや秒針は水吸ふごとし」
「人は皆桜桃の種うす黄いろ」by癒しの一句。
(それぞれに かげでむすばる まつありて)
山根尽生。
明日2月24日の一句
「山焼きやほのかにたてる一ツ鹿」
加舎白雄。
遠隔治療のお薦め