日日光進・更新・交信。アナタへの健康波動---。


by jinsei1

3月18日 暑さ寒さも

「毎年よ彼岸の入りに寒いのは」
(まいとしよ ひがんのいりに さむいのは)
正岡子規。
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(前略)
 「暑さ寒さも彼岸まで」と言い習わされにように山登り、野遊びに公的な機構となるのもこのじきで、彼岸団子や牡丹餅などもなつかしい。ただ実際は、春分の日と秋分の日の平均気温はだいぶ違っていて、春の彼岸には、まだ空気の冷たさを感じる。
 正岡子規は説明するまでもなく、明治時代に現代の俳句という形式をはじめた俳人。慶応三年(1867)現在の松山市生れ。明治三五年にカリエス(骨結核)により三六歳の若さで亡くなった。掲出句は明治二六年の作で、この時はまだ病床にはついていなかった。この句、「母の詞自ら句となりて」という前書きがある。二〇代の息子が母堂の詞に興じている姿が微笑ましい。by癒しの一句。

桜雲橋
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「極楽に渡り初めよか花の橋」
(ごくらくに わたりそめよか はなのはし)
山根尽生。

明日3月19日の一句
「春の夜のわれをよろこび歩きけり」 
日野草城。

遠隔治療のお薦め

by jinsei1 | 2006-03-18 08:18 | 癒しの一句