日日光進・更新・交信。アナタへの健康波動---。


by jinsei1

8月7日 薄月夜


「おもしろう松笠もえよ薄月夜」
(おもしろう まつかさもえよ うすづきよ)
服部土芳。
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 格別のおもてなしもないが、おりからの薄く雲の懸かった月夜に、松ぼっくりでも焚いてみせましょう。それも粗末な庵の炉端である。せめて、おもむき深く燃えてくれれば、それがなによりのもてなしに代わるものだ。松笠の明々と燃える炎が、俳諧の師と弟子を照らし出す。秋の冷気が迫るようなころ、その火はまことに暖かく映ったことだろう。by癒しの一句抄。

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「薄月夜水面に映る庵かな」
(うすづきよ みなもにはえる いおりかな)
山根尽生。

明日8月8日の一句
「秋風の吹きくる方に帰るなり」
前田普羅。



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by jinsei1 | 2006-08-07 09:02 | 癒しの一句