日日光進・更新・交信。アナタへの健康波動---。


by jinsei1

8月11日  墓穴


「墓掘るも埋めるも農夫鶏頭咲く」
(はかほるも うめるものうふ けいとうさく)
大井雅人(おおいがじん)。
8月11日  墓穴_a0009666_1620810.jpg

 作者は寺に生まれ育った。そこでふれた土葬の俳句である。自注に「墓堀には、三、四人があたり、朝から昼までに、寝棺がゆったりとはいる、深さ六尺余の穴を掘り上げていた。そして、穴が深ければ深いほど、成仏が早いのだと、村の古老は言っていた。」と書いている。人間の重い運命を暗示するのも詩の重要な使命だ。同じ時期に「鶏頭は百姓の花肉厚く」という俳句もある。筆の太い俳句という印象がある。癒しの一句抄。

8月11日  墓穴_a0009666_16203447.jpg
「英米でLebanonのつけLevelの5」
(えいべいで ればのんのつけ れべるのご)
山根尽生。

明日8月12日の一句
「ねむること友におくれて露こぼる」 
上田日差子。



☞ 遠隔治療のお薦め

☞ 寝てる間に、ボケ防止

by jinsei1 | 2006-08-11 16:22 | 癒しの一句