9月2日 藪医者
2006年 09月 02日
向こうから、お医者がやって来ました。
そこへ店の小僧が、駆けて来てぶつかり、医者は、はずみで転んでしまいました。
「危ないではないか、これ」
医者は立ち上がって、小僧の襟首をつかまえると、手を挙げて叩こうとします。
すると、小僧が、
「足で蹴るのは構いませんが、手でぶつのだけは、どうか、どうか、ご勘弁下さい」
と、言います。
医者は、おかしなことを言うものだと思って、
「はて、何故、そのようなことを言う」
と、聞くと、小僧は、
「足で蹴られても、命はなくなりませんが、
あなたさまのお手に掛かると、助かる者も助からないと、
もっぱらの評判ですから」
おしまい
ハイッ、お次ぎがヨロシイようで------。
明日9月3日の予告
甘酒
☞ 遠隔治療のお薦め
☞ 寝てる間に、ボケ防止