9月14日 秋燕
2006年 09月 14日
(しゅうえんの したなるひとり ひとりかな)
石田勝彦。
空も澄み渡った秋の日。燕が群れをなし飛んでいる。その空の下で人間の営みは続けられる。道を行く人も一人ひとりなのである。孤独というよりも、大きな世界の季節の移りのなかに我々も包まれているような、澄みきったかんじがある。燕は去り、人は地上に残り、世はすべてことも無く。by癒しの一句抄。
(あきつばめ ふゆをかくごの つがいなり)
山根尽生。
明日9月15日の一句
「稲の道なだらかに誰にも逢はず」
広瀬直人。
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