11月22日 銀杏
2006年 11月 22日
(そのはかへ いちょうおちばの みちしるべ)
吉屋信子。
掲出句は、作者の没後刊行された句集『吉屋信子句集』所収。この句集に収載の句には前書や日付け、参加句会の名称など作者の書き込みが多い。この句にも「佐々木茂索忌」の前書の他「一二月六日、山の茶屋句会。東慶寺墓参、一二月一日。」「秋桜子せん、外六点」とある。作者にとって俳句は人と会い楽しんで一時を記録する表現様式だったのだろう。旅先や文人句会などの肩の力の抜けた作品からは、作者の大らかな一面が十分にうかがえる。by癒しの一句抄。
(みどりまだ ちりしくまえの みのりにて)
山根尽生。
明日11月23日の一句
「口数のすくなき人も息白し」
磐城久治。
宜しかったら、 ↓こちら↓ クリックをどうぞ。
☞ 遠隔治療のお薦め
☞ 寝てる間に、ボケ防止