3月29日 寄り添う
2007年 03月 29日
(はるのよの はしらいつかの ものがたり )
本城佐和
日本の古い家屋で、その建築構造からして重要なのは柱と梁である。特に目立つのは大黒柱。家の中心になることから転用し、比喩的にその家の主人を意味することもある。「春宵一時値千金」などの詩句もあるが、春の夜は一刻一刻と深まるにつれ、趣を深め艶めいた感傷をそそる。芭蕉は「冬籠もりまた寄り添はん此の柱」と詠んだが、春夜の叙情は<いつかの物語>を思いださせたか。by癒しの一句抄。
(うちむきに そとへおしりの ごあいさつ)
山根尽生。
明日3月30日の一句
「逆吊り自転車売らる燕来て」
能村研三。
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