4月11日 一如
2007年 04月 11日
(ごごうあん てんにもはるの にもちかし)
落合水尾。
人と自然をこよなく愛した脱俗の詩僧、良寛が住んだのが五合庵。江戸後期に各地を遍歴修行の後、帰郷して越後の国の国上山に草庵を結び十五、六年を過ごした。その生き方はさわやかで、人に法を説く事なく感化を与えた。今も尊信する人は多く、掲出句もそんな気分を背景とした作である。<天>とは髙きにあって尊び崇められるところ、春野は子供たちの遊んだ野。良寛においてはこれが一如の世界であった。byけさの一句抄。
(きざみこみ ほとけいちにょの いちねんじゅ)
山根尽生。
明日4月12日の一句
「春の宵やわびしきものに人体図」
中塚一碧楼。
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