7月31日 生きようぞ
2007年 07月 31日
(あつけれど よきよならねど いきようぞ)
藤田湘子。
宮沢賢治に「雨ニモマケズ風ニモマケズ」という詩がある。末尾にデクノボーになりたいという一節がある。役立たずの意だが、見える外聞を捨てた真に人間像を示すもの。掲句の<生きようぞ>も、賢治のいうデクノボーに通ずるものがあったのではないか。初五、中七は現世の苦である。けれど生きるとなれば、どう生きるかだ。「湯豆腐や死後に褒められようと思ふ」との作もあり意味深長。byけさの一句抄
(ひざかりに さすがはすはも しおれかけ)
山根尽生。
明日8月1日の一句
「老師曰く百足虫の足は百以上」
鈴木鷹夫。
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