11月3日 文化の日
2007年 11月 03日
(なにごとぞ いちにちのみの ぶんかのひ)
三橋敏雄。
なんとしたことか、と咎めるときに<何事ぞ>という。作者が言いたいのは一年三百六十五日ありながら、文化の日を<一日のみ>で事足らしているのはけしからんということ。日ごろ文化が軽視されていることの鬱憤があっての作だろう。記念日なんてたかがこんなものだ、と割り切った考えも多い。すべてが風化してゆく世相の中で、はっと正気にもどしてくれる諧謔の一句である。byけさの一句抄
ししとう・バジルの入ったスープカレー。
これがうどんの豆かれーという感じ。
11月3日文化の日はうどんの日。
「食文化分化歴史の文化の日」
(しょくぶんか ぶんかれきしの ぶんかのひ)
山根尽生。
明日11月4日の一句
「柚子煮込む透明は喜びに似て」
細身綾子 。
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