11月5日 はぐれ
2007年 11月 05日
11月5日
(はぐれどり いれぞんぶんに こうようす)
小泉八重子。
俳句で小鳥といえば秋の季語。色鳥は秋の小鳥の美称で、色彩の美しい鳥が多いからこの名が生まれた。たいていは群れをなすが、はぐれ鳥もいる。高浜虚子は「大空に又わき出でし小鳥かな」と詠む。掲出句は雑木林に紛れ込んだ小鳥だろう。落葉樹は寒冷にあうと紅葉する。時を同じくして小鳥が林中に遊んでいる光景が好ましいのだ。自身があたかも思い通りに紅葉したかの躍動の一句。 byけさの一句抄。
(けなげにも じせつはずれの はぐればな)
山根尽生。
明日11月6日の一句
「もう沖へ出ぬ氷川丸霧に灯し」
原田青児。
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