11月10日 啄木鳥
2007年 11月 10日
(きつつきの あなをしぐれが のぞきすぐ)
青柳志解樹。
和歌ではあまり詠まれず、俳諧になって人気が出たのが<木つつき>である。木をつつく意から付けられた名であり、くちばしは強く先が鋭く、樹幹に穴を開けて中の昆虫を食う。水原秋桜子には「啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々」と印象派の絵画のように詠んだ句がある。掲出句はメルヘン風に、さっと通り過ぎゆく時雨がちょっとだけ啄木鳥の開けた穴をのぞいてゆくという軽みの一句だ。byけさの一句抄。
(とりだいく あなあけくずを はきとばし)
山根尽生。
蛇などの天敵に悟られない様に、
親鳥は屑を遠くに運んで捨てるとか。
この親鳥は未熟?それとも安全地域?
明日11月11日の一句
「地の果ては海の始まりかもめ来よ」
遠山陽子。
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