11月18日 東福寺
2007年 11月 18日
(つうてんや しぐれやどりの はいかいし)
川端茅舎。
二十五の塔頭寺院に囲まれた京都の東福寺境内は広い。そこの渓谷にかかっているのが通天橋で、足元に眺める紅葉は美しい。作者は塔頭の一つに止宿して絵の勉強をしていた時期がある。が、ここでは俳諧師ぶった自分を構図に入れて、一幅の絵のように仕上げている。その風狂ぶりを<しぐれやどり>と見事に表現。異母兄に画家の川端龍子がいる。byけさの一句抄
(とうふくじ あさひにすかす はなもみじ)
山根尽生。
明日11月19日の一句
「初冬の浄土びかりする熊野灘」
福田甲子雄。
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