12月14日 無頼派
2007年 12月 14日
(あわだちそう ぶらいはとして かくかるる)
中尾杏子。
反俗、反秩序を基として孤高を貫く一群の作家たちを無頼派とよんだ。太宰治や坂口安吾、織田作之助らである。彼らになぞらえて背高泡立草を無頼派とみるのはおもしろい。言われてみれば毛色の変わった帰化植物で、都会地に接した川原の土手や荒地に群落を作る。茎は直立し、高さ二、三メートルにもなるからよく目立つ。枯れても姿勢を崩さないさまを異色の存在として<かく枯るる>と表現。byけさの一句。
(はいせんの ぎさくはきだす さんにんしゅう)
山根尽生。
明日12月15日の一句
「狐火に日めくり痩せてゐたりけり」
成瀬桜桃子。
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